「なに赤くなってんだよ、 こっちが恥ずかしくなるわスケベ」 「ちっ、ちがうよ、そんなんじゃないもん!」 バレてるし! 変態モードにスイッチ入ったのバレてるし! さっきまで感じてたヒリヒリやチクチクが、一瞬でドキドキに塗り替えられてしまう。 私はシンプルに、ただ驚いただけ。 翔ちゃんはいつ、そんなに男の子っぽい体に変心しちゃったの?って。 ものすごく、うろたえてしまった。 翔ちゃんが近すぎて、そんなことにすら気づいていなかったんだ。