「幼なじみなら、今日、ここに泊まる。
っていうか、俺は風呂にも入ったし、飯も食ったし、もう眠たいんですけど」
可愛い朔太郎。
そんな風に思ってしまう私に、やっぱり問題がある。
「朔、今から、友和さんに電話するんだからね」
「していいよ~。 俺はもう寝るから」
「もう…」
本当にすやすや眠り始めた朔太郎を横目で見ながら、私は友和さんにメールをする。
ごめんなさい、今日は電話できないです、と…
私は隣で本当に眠ってしまった朔太郎を部屋に置いて、遅くなったけれどシャワーを浴びに下へ降りた。
月曜日が出勤日じゃなくて本当によかった。
でも、シャワーを浴びている間もずっと、朔太郎の言葉が頭の中をグルグル回っている。
「晴美、俺達、付き合おうか?」
そんな事考えた事もなかった。
でも、今夜、朔太郎がその言葉を発したせいで、私の中で何かが変わってしまいそうで怖かった。
朔太郎を愛してる自分が、心のどこかに隠れているようで。



