「お父さんとお母さん以上に、モフ男が大歓迎だよな~
お父さんはモフ男がよければそれでいい。
晴美もお母さんもよければ、なおさらそれでいい。
朔太郎君は、幼い頃から僕にとっては息子同然だから、何も反対する事はないよ」
朔太郎は感極まってティッシュで目頭を押さえた。
そして、深々と頭を下げる。
「お父さん、お母さん、ありがとう…」
私まで涙が止まらない。
「ううん、私達こそ、朔ちゃんにお礼がいいたいくらい。
晴美ちゃんには、色々と我慢をさせる事が多かったでしょ…
お父さんが倒れて、我が家の生活は一変した。
私だって元々持病があってそんなに元気じゃないところを、晴美ちゃんが仕事も変えてこの家のためにたくさんのものを諦めてくれた。
お父さんもお母さんも口には出さなかったけど、それが本当に不憫で可哀そうだった。
本人は何も気にせず明るく過ごしていてくれたけどね。
だから、もし、晴美ちゃんに愛する人が現れて結婚したいって言ってきた時は、どんな人でも賛成しようってお父さんと話してたの。
そしたら、朔ちゃんなんだもの!
もう嬉しくて飛び跳ねたくらいよ」



