そして、私の嫌な予感は現実になった。
お昼休み、いつものメンバーで控室で昼食を取っていた。
私はコンビニで買ったおにぎりとチキンサラダを食べ終えて食後のコーヒーを飲んでいると、いきなり入り口のドアが開いた。
「晴美さん、いますか?」
そう言いながら慌てた様子で控室に入ってきたのは、私の大好きな由良ちゃんだった。
「ここに居るよ~ 由良ちゃん、どうしたの?」
由良ちゃんは周りの視線を気にしながら、私を手招きをする。
「晴美ちゃん?」
その異様な雰囲気に、一緒にご飯を食べていた村井さんがそう声をかけてくれる。でも、まだ何も事情を把握していない私は、肩をすくめて笑うしかなかった。
由良ちゃんは私を給湯室へ連れて行き、そして、声を潜めてこう聞いてきた。
「今、窓口の方に山本さんって人が来てるんです。
山本さんって、アプリで仲良くなったって言ってた人ですよね?
たまたま、私が窓口に出ていたら、晴美さんを呼んでほしいって…
何だかたまたま来たみたいな感じもしないので、晴美さんは、今日、出勤の日か分からないので確認してきますって、今、待たせるんです」



