次は体育だ…更衣室行かないと。

私は百合奈と更衣室に向かって行った。

すると廊下の奥にいる男の子たちでガヤガヤしてた。その子達の横を通り過ぎると

「なぁ、陽!陽の姫が来るよ」

と声が聞こえ私はん??と思って横を歩いている男の子を見たら陽先輩がいた。
陽先輩は口に指を当ててシーと言ってた。

私のこと気遣ってるのかなと思った。私はクスッと思わず笑ってしまった。
百合奈はそんな私の姿を見て

「誉…陽先輩にときめいてる?」

「え、…ん〜、どうなんだろ」

「陽先輩、誉を気遣ってるね」

「うん、だよね」

「陽先輩、優しいじゃん!」

「…うん///」

私は百合奈の言葉を聞いてなんだか安心してきた。陽先輩…、優しいんだ。