「ねぇ、誉!誉って陽先輩の姫なんだよね!」

「聞いたよ!聞いたよ!」

「そんな…じゃ…ないよ」

「照れちゃってー」

「誉っちも私たちの中に入ってよ〜!ラブを聞かせて〜!」

「違うんだって〜」

陽先輩が流したという噂が私の学年にも回ってきた。早速私は騒がしいチャラい夢たちに絡まれてる。
うぅ…出来ればこの人たちとは関わりを持ちたくなかったのに…。