浅葱色と桜色

「君、歩ける?」


「はい。歩けます。」


僕たちは屯所へと歩き出した。


この時、少女に違和感を抱いたのは事実だが


不思議と悪い気分にはならなかった。


どこか不思議な雰囲気を出している君のこと


僕はこの時から気になっていたのかも


しれないね。