そして第2の事件が起こったのは その次の日だった。 「お弁当食べよっ」 麻耶のひとことでお弁当を取り出す私。 しかし 妙な違和感を感じる。 「あれ~っ今日軽・・・・」 言い切らないうちに 私は即座にお弁当をあける。 蓋をあけると中身はからっぽ。 「・・・・・ないし・・・」 「ありえない!!ひどすぎじゃない・・・・?!」 麻耶は加奈たちを睨みつける。 「いいさ!購買でなんか買おっ!」 「そうだね!たまにはお弁当以外も食べたいっ」