その後は
本格的なビーチバレー大会や
海の中でプチ競泳など みんなでいろんなことをした。
昼食ではこんなこともあった。
「昼何たべる~?」
穂積が言う。
「海の家でなんか買おうよ!」
海の家を指差して 麻耶が言う。
「そうだな!おい、シュンスケ 行くぞっ」
リョウがそう言った。
すると
前方から 小さな包みを持った加奈がやってきた。
「加奈、何それ?」
私は戸惑いながらいった。
「え、えっと・・・その・・・・お弁当!!!」
「は?!まじ!お前気ィ効くなあ!俺様が食ってや・・・」
リョウが果敢に挑むがその思いも虚しく
加奈はシュンスケの方へ行った。
「あのさっ!これ!」
シュンスケに差し出す。
「ん?何??」
戸惑うシュンスケ。
「これ~なんとっ!シュンスケのために作ってきました~♪」
少々照れながら言う加奈。
するとシュンスケは大喜び。
「まじ?!俺に?! これで飯代浮くわ。ありがとな♪」
こうして加奈とシュンスケは2人仲良く
お昼を過ごしたのだった。

