「よーーっしゃ!!てめえ等ーーー練習終了だぜい☆」
机の上に立って叫ぶリョウ。
ハスキーな声が耳鳴りを呼ぶ。
コレは私達の日課のようなもの。
このおたけびで放課後の練習が終わる。
私は急いで、片付けに入り
待ち合わせの玄関で待つ。
「怪しがられるから、リョウ達が帰るまで待っとこうぜ」
そういわれたので、私はなるべく内側で待っていた。
「秋~じゃーな~☆」「ばいばい~」
リョウやタカチャン、シュンスケが玄関を出た後、
送れて サトが出てきた。
「わりわりっ!」
「ううん、大丈夫。」
「あいつ等帰ったよな?よかった~」
そういって胸をなでおろす
「・・・・じゃ、行くか!」
そういって歩きだす私たち。

