「その健やかなるときも、病めるときも、 喜びのときも、悲しみのときも、 富めるときも、貧しいときも、これを愛し、 これを敬い、これを慰め、これを助け、 その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?」 私とシュンスケは互いに確信のこもった声で答える。 「誓います」 手をつないで教会を出ると 左右に分かれた人の群れがあり 私達はそこを通った。 とても幸せだった。 2人とも笑顔だった。 式がひと段落すると リョウ達が寄ってきた。