「バレンタインデーです!!」 「なんで呼び出したか分かる?」 「分かる!」 笑いが起こる。 「じゃあ、コレッ!」 私は小包をシュンスケに手渡す。 「おーッ!ありがとな!」 「まずかったらごめん!」 「まずいわけあるかよ!」 「そう?(/////)」 私は心臓がバクバクだった。 この音が雪に溶けてほしい想いだった。 私は赤い頬を隠すように うつむいていた。