俺は騒ぐ女子が本当に大っ嫌いだ
俺の中身を知らない
顔しか興味無いんだろうどうせ。
高校は正直めんどくさい

やっとクラスの近くまで来たと思えば
1人の女がこっちを向いて 泣いている
そしてそいつは 後ろの女子に
押し倒され 廊下へ思いっきり飛んだ
俺は気づけばそいつの所へ走り
お姫様抱っこしていた。

「夢莉愛!大丈夫?!」
確かに今隣の女が 夢莉愛と言った
まさか、まさかあの時の。

それは10年前 パーティーに参加した時
俺は大勢の集まりとか苦手で
庭の方へ歩いて行った
すると 向日葵を見ている女の子がいた。
その時俺は 向日葵を見るその子に
一目惚れした。
そう それが俺の初恋

そしてその子の後ろから女が
ジュースを掛けた
俺は許せなくて 何も考えず
その子の元へ走っていた

まさかここで 再会出来るなんて。
きっと俺のことなんて覚えてないだろうな。