【完】溺愛したい子は桜鬼と呼ばれる風紀委員長でした



遅いな。もうすぐ日が沈む。連絡を...亀井さんの連絡先知らなかったな。こんな事なら交換しておけばよかった。探しに行こう。最初は教室。

「いない。もしかしてあそこか?」

俺は高等部の生徒会室に向かった。

生徒会室前に着き、ドアをノックしようとしたら中から声が聞こえた。会長と亀井さんの声だ。ここじゃボソボソとしか聞こえない。入るか?いや、ここで待とう。

バタン!

「うわぁ!」

ドアの横で待っていると突然、勢いよくドアが開いた。出てきたのは亀井さんだった。

「かめい...!」

亀井さんは中等部の校舎の方へ走って行った。今、泣いてた?中で何があったんだ。

「失礼します」

中には会長一人だった。会長は拳を握り、歯を食いしばっていた。

「北川くんか。今は気分が悪い。すぐにここから出てってくれ」

「分かりました。...署名、残り十人となりました」

「・・・」

「失礼します」