【完】溺愛したい子は桜鬼と呼ばれる風紀委員長でした

「あと十人だよ。明日には集まるよ」

「まだ油断は禁物よ。あの会長のことだから何をやってくるか分からないわ」

「そうだ。その会長のことで聞きたかったんだけど、みーちゃんと会長は昔からの知り合いって言ってたけどどんな関係だったの?」

「そうねぇ。会長はいじめっ子、私は懲らしめ役かしら」

なんか想像出来ちゃう...。

「会長とは小学校も一緒で、長い付き合いだけどあれほど歪んだ人は会長以外私は知らないわね。会長は同級生でも、下級生でも、先輩でもイタズラを仕掛けていた問題児だったわ。あの人が生徒会長になれたのは夕霧学園の理事長の孫だからよ」

「理事長のお孫さんなんだ。会長って」

「単なるバカなお坊ちゃまよ。会長は。私、会長のこと、小学校の間で何回投げ飛ばしたかしら?」

「みーちゃん。それは考えない方が...」

みーちゃんに何回も投げ飛ばされている会長って体丈夫だな。なぜかたくましく見えてきた。