これなら十分くらいで終わるわね。 「ねぇ、みーちゃん...」 「何かしら?」 「俺さ、風紀委員、続けようか迷ってるんだ...」 やっと、聞いてきたわね。 「私は北川くんがやりたいことをやればいいと思う。新しいことにも挑戦するのも楽しいかもよ」 「新しいことか〜。みーちゃんは新しいことしたいと思わなかったの?やっぱり風紀委員命?」 「ふふ。風紀委員命は面白いわね。新しいことへの挑戦は風紀委員をしながらでも出来るわ。それに私はこの仕事が好きなのよ。ただ、それだけ」