再び唇を重ねた私たち。本当に私は北川くんと結ばれたのね。



「明日からまた忙しくなるわよ。卒業までしっかり風紀委員の仕事をやるわよ!」

「また仕事残ってたか。サボろうかな〜?」

「サボったら容赦しないわよ?」

「怖いよみーちゃん。彼氏なんだから優しくね?」

「それとこれは別です。しっかりやりなさい...!」

「はーい。じゃあ頑張れるように今日は手繋いで帰ろう?」

「いいけど、家から徒歩五分のところまで来たら離してよね?お父さんが見回りしてるから。見つかったらただじゃ済まないわよ?」