明日の君が、笑えるように。

なぁんて。
だって、出来ることはしたい。
出来なくなってからでは後悔しか残せないから…………。
「菜々花……!!お前さ!言い逃げとかホント勘弁しろよ!!」
将夜………。
「あれ?」
「はぁ、はぁ、はぁ……あ?」
「あ、ううん。なんでもない…。それよりどぉしたの?」
将夜がわざわざ追いかけてくるとはさすがに思わなかった……、なんて言ったら頭を叩かれそうだから言わないでおく。
ってゆかいつの間にか鈴本くんはいなくなってるし。
「お前が変なこと言うから……だろーがアホ」
「むぅっ!!!!アホって言う方がアホなんだよ?!しかも彼女にアホとか……。てゆか私頭良いし、バカ!!」
「そこがアホなんだよ、天然小悪魔め」