決してお洒落って訳じゃ無い、と言うかむしろ狭くて古臭いんだけど、料理は美味しいし、この昔ながらなアットホームな雰囲気の居酒屋が気に入っている。
そー言えばここも数年前に『お前が好きそうな店見つけた』って翔が連れてきてくれたんだっけ。
『いやいや。私だって別に誰彼構わず付き合ってる訳じゃないし出来れば翔みたいに?
長く付き合いたいとは思ってるんだよ?
でもなんか違うってなっちゃうんだもん』
『顔で選ぶからだろ…』
『別に顔で選んでないし。そりゃ最初は性格なんかわかんないし顔から入るし不細工よりはイケメンが良いじゃん。』
『あー…。うん、まあそうなのか、?』
よく分かんないけど、翔はそう言って枝豆をチマチマとたべている。
