『ちょ、煩いよ。二日酔いに響くわ…。
あー。まだ頭ガンガンするわ…。』
『いや、あんたが電話してきたんでしょ?
ってそんな事どーでも良いわ!!!
翔ってあの翔?櫻井?!』
『その翔。』
『まぢで?!何でなんで?
やっば、超楽しくなってきたんだけど!』
『楽しむな』
電話の向こうからでも美波が楽しそうにテンション上がっているのが伝わる。
美波は高校3年間同じクラスで、もちろん翔とも同じクラスで私と翔が幼馴染みという事も知っているし翔とも普通に仲が良い。
『櫻井まぢで?ついに?え、なんて?』
『一緒に飲んでて…。なんか流れで』
『はあ?流れって何よ』
『私が結婚するなら翔みたいに気遣わないで居れる人が良いかもって言ったら、じゃあ結婚するか?って』
『は?なにそれ。いつものやつじゃん』
なんだよ…と残念そうに落胆している美波。
