最後まで読んで頂き有り難うございました。

『覚醒者3号』、これにて完結です。




思えば、最初はファンタジーとは違うものを少し書いてみたい、と思って始めたのがきっかけでした。

思いの他SFというのは難しくて、ファンタジーとの差別化に苦しみ、結局自信のないままに送り出す事になってしまいました。

でも、読んで下さる読者の皆様は温かかった。

想像以上の評価を頂き、貴重な体験もさせていただき、続編も書き、こうして完結する運びとなりました。


当初の構想以上の大きな規模の話となり、広げすぎた大風呂敷をどう収拾するかかなり悩んだのですが、如何だったでしょうか?

どうしても哲平達だけでは機関を倒す事ができず、ほんの少しだけ哲平のクラスメイトの『あの子』の力を借りたりもしましたが(笑)



のたお作品の中では、哲平達はかなり辛い思いをさせてしまったキャラクターです。

散々苦労をかけた分、しばらくは御影市でゆっくりのんびり、平凡な日常を送ってもらいたいなと思っています。

でも、また他の誰かがピンチの時は、きっとコラボ作品などで力を貸してくれると思います。


その日まで、とりあえず哲平達にはお疲れ様を言ってあげたいと思います。