とりあえずそのCD-ROMを懐に収める小山田君。

「とにかく深夜だ…まずは休息場所を確保しよう。それに、このCD-ROMを確認するパソコンもどこかで利用したい」

「あら」

私は微笑んだ。

「それならうってつけの場所があるじゃない?」