南の島のクリスマス(十年目のラブレター)

    ーーーーAM0:07


 走り疲れてツリーの前にしゃがみ込んだ頃には、辺り一面には雪が積もり…まさに100年目のホワイトクリスマスと島は姿を変えた。



   ーーたとえ…雪が降ったってさ…
   ーー肝心な准がいなくなっちゃったら…
   ーー意味なんてないのに…



「どこ行ったの!」
「ねえ…准!」


「もう帰ったの?」
「違うよね…まだ早いよ」


「早すぎるよ」