時間だけが一人歩きして
先に行ってしまうのに、
私たちはお互い一言も喋れずに
この7日間のことを思い出していた。

沈黙の時間がやたらと怖かった。
別れのプロローグみたいで
怖くて…

准の手をぎゅっと握って
遭難しそうな船の上で
ただ星空を眺めていた。

ーーーーPM11:41
怖くて怖くて仕方がなかった。
震えていたアタシの髪を撫でながら
准がボソッと耳元でこう言った。
「100年目の雪…降ればいいな」
アタシも空を見上げて「うん」と応えた。
ーーそしたら准とは
離れずにすむんだよね。
ーーふたり…
しあわせになれるんだよね。
ホントにホントにホントに…
アタシ達はそれを望んだよね。
ーー准…そうだよね。
先に行ってしまうのに、
私たちはお互い一言も喋れずに
この7日間のことを思い出していた。

沈黙の時間がやたらと怖かった。
別れのプロローグみたいで
怖くて…

准の手をぎゅっと握って
遭難しそうな船の上で
ただ星空を眺めていた。

ーーーーPM11:41
怖くて怖くて仕方がなかった。
震えていたアタシの髪を撫でながら
准がボソッと耳元でこう言った。
「100年目の雪…降ればいいな」
アタシも空を見上げて「うん」と応えた。
ーーそしたら准とは
離れずにすむんだよね。
ーーふたり…
しあわせになれるんだよね。
ホントにホントにホントに…
アタシ達はそれを望んだよね。
ーー准…そうだよね。



