南の島のクリスマス(十年目のラブレター)

    ーーーーPM11:19


    二人の気持ちとは裏腹に
       時間は無情にも、
     その歩みを止めてくれない。


   准が横浜に帰る時間が近づくばかりで…
     アタシの気持ちは焦るばかりで…


    何か言わないとまた准とはまた
    しばらく離れ離れになってしまう。



        言いたいことは
      たくさんあるのに、
       何から言えばいいのか、
       どう言えばいいのかが
      わからなくなってしまう。



それで出てきた言葉はどうでもいいことだけ。



「さっきのリング…ピッタリ」
「9号だろ?」


「なんで知ってんの?そんなこと」
「秘密!」
「けち〜っ!」