南の島のクリスマス(十年目のラブレター)

    ーーーーPM10:57


「あ、忘れてた。」

嬉しさのあまり…せっかく買ってきたプレゼントを忘れるところだった。

「何を?」

「これ…クリスマスプレゼント。気に入らなかったらごめん。」

真新しい白を基調としたホテルのお洒落な紙袋を差し出す。

「慌てて来てる時、落としちゃって…ちょっとグチャグチャになった。」


「未来らしい。でもそんなの気にしねえよ。可愛いじゃん!でも…ミニーちゃん?」

「ごめん!違う!そっちアタシの。こっちが准の。」


「おそろは嫌?」
「いや…嬉しい」


准は何気に自分のミッキーのマフラーを自分の首に巻き、その半分をアタシの首に巻きつけた。