南の島のクリスマス(十年目のラブレター)

「あ〜っよかった。『嫌』なんて言われたら薫に怒られるとこだったじゃんか。」


「准、お前も一回、怒られてみろ。そしたら俺の辛さがわかるから」


「何て!?」
「いえ、何でも。」


「それじゃ、そういうことで…」


「良かったね、未来」
「うん…」


「それじゃあ未来…今から着替えに行くよ!化粧だって涙でぐじゃぐじゃだし。ほら!急いで!」


アタシの目を下から覗き込みちょっと赤らんでた頬をつねった薫。


「俺も手伝おうか?」
「ば〜か!」