南の島のクリスマス(十年目のラブレター)

 准がアタシの手に乗せた水色の小箱を開けると中には指輪が入っていた。それもその指輪はアタシが大好きなドルフィンリング。



ーー覚えてたんだ…准



「俺と…結婚してくれる?」
ちょっと照れながらアタシの目をちゃんと見てくれたプロポーズに言葉にならない感情。

「…」
「ダメか?」


「良いに決まってんじゃん…幼稚園の時…約束したよ。」