南の島のクリスマス(十年目のラブレター)

    ーーーーPM9:32


1時間ほどでショーが終わると
  私たち以外の人たちは三々五々
    ホテルの中に入る人、
  ツリーの前で記念撮影する人、



    いろいろだった。



ーーどうする?
ってアタシが准を見上げた時、薫がアタシを読んだ。



「未来、ちょっと来て!」
「なーに?」
「へへへ…」


ニヤけながら薫は大きな紙袋を出した。


「何?それ?」
「開けてごらんよ」