南の島のクリスマス(十年目のラブレター)

「すご…なんで?」


「俺…ひとりっ子だからいっつも母ちゃんの手伝いしてるし、これ位…当たり前じゃね?」


「ふ〜ん」
「でも未来。」
「ん何?」


「お前のそれ…やっぱ酷くね?どう見てもそんなんじゃお嫁に行けねえぞ」
と准が笑った。


「いいですー!行けなくっても!」
アッカンベーしながら強がったアタシ。


「ば〜か!俺のお嫁さんならそんなんじゃ困るし!これサービス!キャベツサラダ!」


アタシの口にキャベツを押し込んで逃げた准。


 准の言葉を繰り返し…ニヤけたり…それでもかなりショックでしばらくは毎日家に帰ってはキャベツの千切りを練習したんだ。