写真立ての中の二人は
世界で一番幸せそうに
微笑んでいるのに。
あれはーーーーー
高2の秋の学園祭の時、
後片付けの前に
薫が撮ってくれた。
この島には小中高合わせて一つしか校舎がない。一学年多くて10人なのだから十二学年でも100人足らず。だからこれで十分と言えば十分だった。
文化祭当日ーーーー
アタシが下ごしらえの担当にされてキャベツを切っていたところにいきなり現れた准。
「未来!お前さ…料理とかしたことねえだろ?」
と准がアタシをからかった。
「なんでそんなこと言うん!?」
半分マジに准にくってかかったアタシ。
「だって…これ見てみろよ。キャベツがバラバラ。それに手でちぎったみたいじゃん。」
「ふん!」
准を無視してまた始めようとしたら、アタシの包丁をとりあげ
「ちょっと貸してみなって。焼きそば用のキャベツはこうやって切るんだ。」
そう言ってシャキシャキと物凄いスピードで切り始めた。
世界で一番幸せそうに
微笑んでいるのに。
あれはーーーーー
高2の秋の学園祭の時、
後片付けの前に
薫が撮ってくれた。
この島には小中高合わせて一つしか校舎がない。一学年多くて10人なのだから十二学年でも100人足らず。だからこれで十分と言えば十分だった。
文化祭当日ーーーー
アタシが下ごしらえの担当にされてキャベツを切っていたところにいきなり現れた准。
「未来!お前さ…料理とかしたことねえだろ?」
と准がアタシをからかった。
「なんでそんなこと言うん!?」
半分マジに准にくってかかったアタシ。
「だって…これ見てみろよ。キャベツがバラバラ。それに手でちぎったみたいじゃん。」
「ふん!」
准を無視してまた始めようとしたら、アタシの包丁をとりあげ
「ちょっと貸してみなって。焼きそば用のキャベツはこうやって切るんだ。」
そう言ってシャキシャキと物凄いスピードで切り始めた。



