南の島のクリスマス(十年目のラブレター)

「あ〜っ!終わった…」
「お疲れ!コーヒー淹れてきたよ。」
「あんがと。たまには気が利くね。」
「当たり前。だって俺は薫の旦那だからな。」


完成したものを見て托も感心していた。


「なるほどなあ。こういうことか」
「托…」
「何だよ」


托が薫の方を向くと、薫の顔がすぐそばにあり、薫は目を閉じていた。それに対してモジモジする男。


「もういい!鈍感男!」
薫から托にキスした。


「でも手伝ってくれてありがと。助かった。」
「ああ…」
「25日、降るといいね。100年目の雪。」