南の島のクリスマス(十年目のラブレター)

そのまま10分くらい…准の大きくとあったかい胸の中で泣いてたアタシ。


「准…ぜったい…戻って…きてよ。ね!」
「わかってる。俺を信じろって。」


「アタシ…もう准と離れるのなんか嫌だから!」


「動物占い…うさぎだから。」
「それ古くね?」


「でも…俺もうさぎ。だからもう泣くなよ。」




「…」


   ただ頷くのが精一杯。


それからアタシは自転車に乗り何度も何度も首が痛くなるくらい振り返りながら帰った。