南の島のクリスマス(十年目のラブレター)

ミニーちゃんの耳のところの部分がの最後の1ピースは最後まで見つからなかった。



 そして5時過ぎには夫婦岩の向こうに陽も沈み、この前遅くなって物凄くお母さんに叱られたから、少し早めに帰ることにした。


そしてバーガーショップの前でアタシを降ろすと准が、いつになく神妙そうな顔でボソッと(つぶや)いた。


「明日の朝一のフェリーでちょっと横浜に帰んないといけんくなった」
とーーーーーー。


    クリスマスまではずっと
     一緒にいれるって信じていた
    アタシは急に不安に襲われた。


「なんで!?なんでよ!まだクリスマスじゃない!クリスマスまでは島にいるって」


「言ったよね!」




「もう…いい!!!准の嘘つき!」

    叫んで帰ろうとしたアタシの手を
     強く掴んで語気を強めた准。