南の島のクリスマス(十年目のラブレター)

 それから遅めのランチをカフェでとり、二人でパズルを作ったんだよね。


   パズルが苦手で、
    相手のパズルを
     なかなか見つけられない
    のろまなアタシ。


アタシとは違ってすぐに相手のピースを
   見つけるのが得意な准。


    アタシが一つ埋める間に
     准は10個近く埋める。


 二人ともホットミルクにミートソースのピザを注文して、テーブルいっぱいにパズルを広げる。准とよく遊ぶようになった中1の時まで、アタシはホットミルクが大嫌いだったんだ。


あのちょっとほっとくとできる膜が嫌だった。


それでも気付くといつの間にかホットミルクが好きになってて、准と一緒になりたくていっつも飲んでたんだよ。


 口の周りに茶色のソースをいっぱいつけて夢中になってパズルを作る准。そしてそれを見つめるアタシ。


 作り始めて3時間もするとパズルは完成に近づき、残りが6ピースになったところで重大なことに気づく二人。