南の島のクリスマス(十年目のラブレター)

 他愛もない会話が楽しくて…
     煌めいてて…
  それだけでいつまでもいられる。


  それが恋ってものなのかなあ?
      ねえ、准。


二人乗りしたバイクは海岸沿いの道を走り、30分もするとモアイ村に着いた。


 全部で7体あるモアイ像の前で写真を撮る。ツーショットの写真をいっぱい撮って、ひとしきり子供用のカートにも乗ったりして遊んだ。


「あーっ、疲れたー。」
息を切らしてアタシに抱きついてくる准。

「体力なさすぎ!」
揶揄(からか)うアタシ。
  そしてムキになってくる准。

「疲れてなんかねえよ!」

昔から何度となくリピートされた光景…
   准がムキになって…
    喧嘩になって…

    立ち止まる心。