南の島のクリスマス(十年目のラブレター)

 昔の記憶を頼りにあちこち探し、ようやく見つけた風邪薬を飲んで、ついでに冷蔵庫に入れてあった、多分お父さんが買ったと(おぼ)しき栄養ドリンクを続けざまに二本飲んで寝る。


     どれくらい寝ただろう。


 目を覚ました時にはすでに二階の窓から西陽が差し込んでいて鬼のように汗を掻いていた。


汗がベトベトして気持ち悪いからすぐにお風呂場に行ってシャワーを浴びる。


 栄養ドリンクなのか、薬なのか、それが効いてとにかくは風邪は(なお)ったみたい。