南の島のクリスマス(十年目のラブレター)

 翌朝、起きると髪を半乾かしで寝たからか熱を出して…頭が割れそうになる。


階段を降り薬を飲もうと
「お母さん!」
呼んでみても返事もないし姿もない。

食卓の上に書き置きと朝食が用意されていた。


   ーー百合子おばちゃんとこに
   行ってくるから、ご飯はチンして。
            母


   ーーやっぱり…うちはいいなあ…



 東京での一人暮らしに比べると、だれかがすぐそこにいてくれることがどんなに嬉しいことか…それがわかっただけでも…成長したのかな?ね…准。どう思う?アタシ成長したかなあ?少しは准に近づいたかなあ?