あなたの願い、残酷に叶えます。

「お母ちゃんどうしたの?」


それはあたしよち3つ小さな女の子だった。


おままごと遊びが好きで、あたしも何度も付き合わされた。


その大きくて可愛らしい目を見た瞬間、ひるんでしまいそうになる。


この子の母親を撃ち殺してしまうのかと、自分の中の自分が問いかけてくる。


答えは決まっていた。


あたしは1年間山賊の残酷な行為を目の当たりにしてきたのだ。


女だろうが、子供だろうが容赦はしない。


あたしは銃を構えて女の額に向けた。


そして引き金を引く。


「やめて!」


次の瞬間、女の前に男の子が飛び出してきていた。


16歳の、あたしの兄として育った子。


あたしはハッと息を飲んだ。


しかし、一度発射された弾は元には戻らない。


弾は兄の胸に直撃した。


女の悲鳴と、女児の泣き声がうるさい。