あなたの願い、残酷に叶えます。

あたしが小屋にいることを山賊に伝えていたら?


そして、小屋の見張りは山賊を追い返すためではなく、あたしが逃げないように立てられていたのだとしたら……?


すべての出来事が繋がって行った時、あたしは土の上に下ろされた。


頭に被せられた布が取られる。


同時に、昼間目が合ったひげの山賊が目の前にいた。


「キャアア!」


反射的に悲鳴を上げて逃げ出そうとする。


しかし、あたしはすでに20人の山賊たちに囲まれていたのだ。


逃げ道なんてどこにもない。


ここは山の中だった。


「これはいい女だな」


ひとりがあたしを見て舌なめずりをする。


「な? 他の女全員逃がしたって、問題ないくらいの女だろ?」


ひげの男が自慢げに言う。


「これなら高く売れる」


「そうだな。その前に俺たちが味見してやらないと」


「もちろんだ。生娘だろうから、ちゃんと教えてやらねぇと」