月が照らしてくれた

でも、もしかしたら悠未は私の心が分かっていたのかもしれない

海彩穂「うん…でも、いつかはちゃんと話をしようと思ってる、梨沙ちゃん達の軍団とも、お母さんとも、だから、それまで待っててもらってもいいかな?」

悠未「もちろんだよ!それが海彩穂が決めたことならね!」

海彩穂「ありがと、じゃあ逃げ」

そこで私の言葉は途切れた

だって、もう逃げ場はなかったから

梨沙ちゃん達の軍団は別れて別々の方向に歩いていった