独占欲全開なモテ男子と、幼なじみ以上になっちゃいました。




しかも話を聞いてる限りだと、かなりのヤバい人じゃん!


遊びで女の子といろんなことするなんてありえないもん。


わたしは遊ばれたくないし、そんなチャラチャラした王子様はお断りだよ。



「もういっそのこと、久城先輩に乗り換えるとか!」


「ぶっ!!」


口に含んだお水を吹き出しそうになった。



「なんて!冗談だよ〜!相沢くんだいすきの陽依ちゃんには無理かもしれないけど!でも、いい機会だから相沢くん以外の人にも興味持ってみていいと思うけどなぁ〜」


「わ、わたしも遊びでからかわれて、ポイされるオチだよ!」


「えぇ、どうだろう〜。あわよくば相沢くんがヤキモチ焼いてくれたらいいのにねっ」


「あ、えっと、今の話は瑞月くんには内緒で……!」



……って、言ったそばから。



「……誰に内緒って?」