「ま、ままままってください……っ。こ、こんなこと、彼氏以外の人にされたくない、です……」


「でも、この痕を残したのは彼氏じゃないんでしょ?それに、このネックレスもプレゼントしてもらったとか?」


「うぬ……っ」


指摘してくるところが的確すぎて、返す言葉無し……。


「じゃあ、僕もいいじゃん?」

「よ、よくない、です!こ、これは好きな人……だから、許しちゃっただけ……です」


ほんとは許してないよ。

どうして瑞月くんがこんな痕残してきたのかもわかんないし。



「へぇ、陽依ちゃん好きな子いるんだ?」

「い、います……」


「じゃあ、陽依ちゃんが僕のこと好きになったら、何してもいいってこと?」


「え、えっ??」


いろいろと理解が追いつかないのはわたしだけですか??



「久しぶりなんだよね、こんなに女の子に興味湧いたの。だから、陽依ちゃんのこと堕としてみたいなあってね」