独占欲全開なモテ男子と、幼なじみ以上になっちゃいました。




声を我慢しようとしたら、動きに緩急をつけて刺激を強めたり弱めたり。


「……ひよの白くて綺麗な肌、真っ赤にしてくのたのしーね」


何度も何度も、甘ったるい声が漏れるたびに瑞月くんが首筋を強く吸うから。


「そんな……何回もされたら、痕が残っちゃう……っ」


「残すためにやってんの。ほら、もっと可愛い声聞かせて」


瑞月くんは本気になったら、ちっとも手加減してくれないし止まってくれない。


自分のやりたい放題で、気がすむまで続けるつもり。


ほんの少し前まで、瑞月くんに好きな子がいるってショックを受けたくせに。


結局、こうやって甘いことされるとそれを今だけぜんぶ忘れてしまいそうになる、どこまでも単純な自分。



「ねぇ、ひよ。そんなに痕つけられたいの?」

「ぅ、ぁ……っ」


「どこ触っても声出るじゃん」