今日はもう踏んだり蹴ったり。
瑞月くんに好きな子いるのわかって大打撃を受けるし、またしても瑞月くんにとんでもないこと指摘されちゃうし。
「……煽ったら容赦しないって言ったの忘れた?」
「よ、容赦って……」
「俺が満足するまで付き合ってもらおーか」
危険だよ、とっても危険。
瑞月くんがニッて笑うときは、とんでもないことを考えてるとき。
「ひよが悪いんだよ、そんな誘うようなエロい格好してるんだから」
「えっ、や……っ、誘ってなんか……っ」
「そっちはそーゆー気なくても、俺はもう我慢なんてしないよ。好きなようにするから」
瑞月くんが身体を起こして、一気にお互いの距離が近くなった。
けど……わたしが瑞月くんの上に乗ってる状態は変わってなくて。
「……教えてあげるよ。俺の前で、そんな無防備な格好したらどーなんのか」

