「わ、わかってる……よ。キスよりもっと……するってこと」
「……言っとくけど、理性なんて一度崩れたら止まれなくなるから。ひよが嫌がって泣いて痛がっても」
大切なものを包み込むように、大きな手のひらが頬に触れて、チュッと軽く落ちてきたキス。
「も、もう瑞月くんにはたくさん待ってもらって我慢してもらった、から……っ」
きっと、わたしの知らないところで瑞月くんはわたしのことを考えてくれて。
わたしのペースに合わせてくれて。
たまにちょっと強引なところもあったけど、ぜったいどこかでブレーキをかけてくれてたから。
「もうがまん、しなくていいよ……っ。わ、わたしも…もっとみつくんに触れてほしい、よ……っ」
その瞬間、瑞月くんの表情がグラッと崩れて
強引なキスが落ちてきた。

