ご機嫌が悪い瑞月くんは容赦ない。
手を動かしながら、首筋に何度も吸いつくようにキスを落として。
狭いベッドで逃げようとしても、どこにも逃げ場なんかなくて。
「……こっち向いて、ひよ」
「ん……っ、」
無理やり瑞月くんのほうを向かされて、あっけなく唇を奪われる。
いつもみたいに熱がじわじわと広がってく。
わたしの身体も最近おかしくて。
瑞月くんとのキスが気持ちよくて、もっと甘いのしてほしいって思っちゃって。
「……ひよから口あけるなんて珍しいーね」
「っ、」
「……そのまま舌出して」
言われるがまま。
瑞月くんの言うとおりにしたら、満足そうに笑ってもっともっと深いキスをしてくるの。
「……可愛すぎて我慢できなくなりそう」
ギュッと閉じていた瞳を開けたら、色っぽい艶っぽい顔をした瑞月くんが映ってた。

