「……とりあえず、ひよ先にシャワー浴びたら?」
こんな状況だっていうのに、瑞月くんはマイペースに普段どおり。
わたしのせいでこんなことになってるから怒ってると思ったのに、そんな様子も見せずにベッドにドサッと倒れ込んでる。
「わ、わたしより先に、みつくんがシャワー使って」
「……どーして?ひよが風邪ひいたらどーすんの?」
「だ、だってわたしのせいでこんなことになってるのに……。みつくんだって、びしょ濡れになってて」
それに、最後にザバーッと水しぶきが飛んできたとき、わたしが少しでも濡れないようにって瑞月くんがかばってくれたから。
「……別にいーよ。ひよのほうが大事だし。早く身体温めてきたほうがいーでしょ」
「で、でも……っ!」
「んじゃ、一緒にシャワー浴びる?」
「ふへ……っ?」
「それなら2人とも風邪ひかなくてすみそうだけど?」
「な、なっ……む、むり…だよ……!」

