なんとも幻想的っていうか。
クラゲのイメージって海で刺されるみたいな、ちょっと怖い生き物だと思ってたけど。
こうして見ると、すごく綺麗だしスイスイ〜って気持ちよさそうに泳いでるとこも可愛いなぁって。
それからいろんな場所を回って、お昼ごはんを軽く食べて。
今日、わたしがいちばん楽しみにしていたイルカショーを見るために開始時間より早くに場所取りをすることに。
「やっぱりイルカショーはいちばん前の特等席で見ないと!」
グイグイ瑞月くんの手を引いていこうとすると、なぜかものすごい力で逆のほうに引っ張ってくる。
「……いちばん前は死んでも嫌」
「そ、そんなに!?」
「フツーに考えて前はダメでしょ。ぜったい水しぶきすごいことになるから」
「だ、大丈夫だよ!ほら、タオルもバッチリ持ってきてるし!」
「そんなんじゃ、ぜったい防げないから」

