カランコロンと口の中で動いて、どんどん溶けていってしまうあめ玉。
「……だから、それちょーだい」
「えっ、どうやって……?」
「わかるでしょ。ほら、ひよの口で」
唇を舌先で軽くペロッと舐めてきて、同じようにしてって誘ってくる。
「……うまくできるでしょ。俺がいつもキスしてる感じですれば」
最初は言ってることよくわかんなかったけど、だんだんわかってきたような気がする。
「や、やだ……っ。恥ずかしくてできない……っ」
いくらなんでも難易度高すぎるよぉ……。
それにいつも、そういう大人なキスは瑞月くんがしてくれるから自分からしたことないもん……っ。
「んじゃ、お菓子くれないからイタズラしていーんだ?」
遠慮なくブラウスの中に手を滑り込ませて、直に肌に触れてくる。
「ひゃっ……、それもダメ……っ」
「どっちもダメはナシでしょ?早く決めないと、あめ溶けるよ」

